2012年5月28日月曜日

食事を食べやすいものに替えてもらいました。


5月28日(月曜日) 雨のち晴れ Day+4

口内炎には幸いなっていませんが、口の中や喉の粘膜が荒れてしまい固形物の飲み込みが厳しくなってきました、栄養士さんに相談し、今日から食事内容を替えてもらうことになりました。



朝の検温で37.8°有り、今日も少し身体にダルさを感じますが、治療中に悩んだ排便通が無く、これは大変有難いです。

治療で身体が疲れているものか、昼間も夜間も考えられないほど良く眠れます。眠り過ぎで頭が麻痺してしまわないか心配になるほどですが、身体が睡眠を求めているんだと思い、眠れるときは眠気に任せています。

2012年5月27日日曜日

今日は血小板の輸血がありました。


5月27日(日曜日) 晴れ Day+3

今日も朝の検温で38.1°と熱がありロキソニンを出してもらいました。
免疫抑制剤の影響で、体の粘膜が荒れてきています、口の中や喉に違和感が有りますが口内炎や痛みはまだです、しかし、このところ味覚異常で特に調味料の味が変で、味付けによっては食べれないものがあります。
家が遠いため面会は週一で、洗濯を妻からこのときしてもらいますが、ついでにゼリーやプリンを差し入れしてもらい、2週間?乗り切りたいと思います。

昨日の赤血球B+に続き今日は血小板AB+を輸血しました、赤血球はB型で血小板はAB型と云う、血液型が変わっていく時期のようで不思議な感じです。

病室の向こうの廊下のまど越しで写り込みがでましたが、夕日は毎日みえています。

2012年5月26日土曜日

今日は朝から少し熱があり、赤血球の輸血もありました。


5月26日(土曜日) 曇りのち晴れ Day+2

昨日は1日なんとなくダルい一日で、ラジオを聴きながら殆ど眠っていました。

今日は朝の検温で38.2°あり、抗生剤の点滴が始まりました、あわせて細菌を検査するため腕と中心静脈カテーテルからそれぞれ採血がありました。

症状が出るたびに薬剤が増えていきます、とりあえずロキソニンで熱がさがりダルさも治まっていますが、点滴台は器械で一杯です。



白血球はもちろん赤血球や血小板も下がってきたようです、今日は私の血液型B+の赤血球を輸血しました。

2012年5月24日木曜日

移植は呆気なく終りました。


5月24日 (木曜日) 晴れのち曇り Day『ゼロ』

いよいよ移植です、今日も免疫抑制剤等を点滴しちょうど11時からドナーさんの造血幹細胞を中心静脈への点滴で移植しました。
所有時間およそ30分、少し心臓に動機を感じることもありましたが、あとは順調で、移植は思いのほかスムーズに終わり、大切な幹細胞の容器に残ったものを生理食塩水で洗い、これもこの時しっかり入りました。



移植完了後は、血圧が170位に上がっていましたが、どうも造血幹細胞の溶液に血圧をあげる成分があるようです、今日は安静にしていたほうが良いと思い、1日よく寝たように思います、おかげで夕方の体重測定では前日比1kg体重増加があり、利尿剤を使用する事になりましたが、少し顔や足が浮腫んできたように思います。

明日は早朝、『Wiifit』で軽く運動を始めたいと思っています。

2012年5月23日水曜日

無菌室に移動しました。


5月23日(水曜日) 晴れ Day-1

移植前日になりました、今日も点滴で免疫抑制剤等いろんな薬剤が入り、いまのところ少し口の中が赤くなってきました、そのせいか少し食事が美味しく感じられなくなってきました。今のところその他は順調で、副作用も感じていません。

午後から部屋の移動でした、専用の浴室でシャワーで入念に体を洗い、今までの衣服は入り口に残し、反対の出口で新しい衣服に着替えて無菌室のエリアに入ります。(点滴のラインが取ってあるため入浴は出来ないです)

いよいよ無菌室に入室です、すべてコンパクトにまとまっていますが思ったより広いように感じました、除菌した私物が少しづつ持ち込まれ、パソコンやテレビ、Wii、スピーカーなどをセットしましたが、とにかく床に触れるとまた除菌しなければいけないため注意しながらの作業でした。


2012年5月22日火曜日

明日はいよいよ無菌室に引越です、朝から色んな検査がありました。


5月22日(火曜日) 晴れのち曇り Day-2

ある程度プライバシーが守られたこの部屋には明日でお別れです、お昼頃には無菌室に引越するようになりすが、その前に今日は体の最終?チェックがありました。

鼻・口腔の粘膜の細菌検査を早朝行い、血液検査・直腸の細菌の検査は朝食後、検尿2種類・検便が昼食後に行いました、直腸の検査は看護師さんが器具を直接お尻にいれての検査で恥ずかしいですね。それと、検便も便器の底に専用の用紙を敷いて便を採取するタイプで、今日は排便が調子よく大量にあったため、これも何だか恥ずかしかったです。

今日もシャワーを使いましたが、脚の付根の腫瘤が放射線と抗癌剤で殆ど平らになっています、しかし、表皮の無い部分があり、これが今まで入浴時も痛いということは無かったんですが、昨日あたりからシャワーのお湯も「ピリピリ」痛くて困りますが、ピジョンの赤ちゃん用ボディーソープを、先回、白血球が減少したときから使っています、これが優れものでお湯をかけても痛い部分を洗っても殆ど痛みがなく助かっています。

困ったところはこれくらいで、今日も『Wii fit』でジョギングを早朝、朝食後、夕食前の各々20分程度PLAYしました、いまのところ体調は良いです。


2012年5月21日月曜日

思ったより白血球は下がっていませんでした、まだまだこれからです。


5月21日(月曜日) Day-3 晴れ

今日の血液検査で白血球は2700(標準4000~8500)でした、まだまだ少し低いくらいの値で、これから一気に移植までには限りなく『ゼロ』に近づけていくんでしょうが、白血球が殆どない状態は短いに越したことは無く、先生の腕の見せ所なんでしょうかね?
私の皮膚の弱いところが昨日から少しピリピリしていますが、やはりこの数値では発熱、口内炎、排便痛、体のだるさや食欲不振はないはずです。

今日は、一種類抗癌剤がふえましたが、今のところ副作用も無く、放射線の影響による頻繁な便意と、緑茶の飲みすぎ?で少し胃に違和感(胃酸過多?)を覚えることもありますが、特に不都合はなく体調はよいです。(緑茶は暫く控えます)

今朝の金環日食はもっぱらテレビ観賞でした、殆どの地域で見ることが出来たようでよかったですね。
17年後北海道で同じ金環日食があるようですが、当地で調べると皆既日食が2035年9月2日に「中国奥地から日本を横断、太平洋東部で終わる。日本では能登半島と茨城県を結ぶ一帯で中心食が見られる他、全国で部分食。」というのがあるようです、それまであと23年、皆さん健康に注意して頑張りましょう。

向かいのショッピングモールは平日ですが混んでいますね!!

2012年5月20日日曜日

セミクリーンルームに入って快適な時間もあとわずか。


5月20日(日曜日) Day-4 晴れ


少し白血球が下がって来ているはずですが、今のところ発熱、口内炎、排便痛等はありません。
皮膚の弱いところが少しピリピリしてきたように思いますが体調は良く、食事も美味しく頂いています。


水曜日(5月23日)にはバイオクリーンルーム(無菌室)に入室です、こちらの部屋の一日を紹介させていただきます。
 
起床              6:00
運動(Wiifit)      6:30
検温         7:00
血糖検査      7:30
朝食         8:00
運動(Wiifit)      8:30
検温         8:45
体重測定     10:00
抗癌剤投与      10:30
点滴交換     11:00 
血糖検査     11:30
昼食        12:00(血糖値200以上は直前にインスリン注射)
検温        13:30
運動(Wiifit)     16:30
血糖検査     17:30
夕食        18:00(血糖値200以上は直前にインスリン注射)
検温        19:30
血糖検査     20:30
消灯        21:00(個室は自分のペースで自由に出来ます)
点滴交換     23:00(夜間巡回)
夜間巡回      2:00   

※1日を振り返ると結構忙しいスケジュールですね、看護師さんも大変です、この他、24時間の蓄尿が続けてあるのでその交換や、血圧、酸素の測定も不定期にあったりします。

やっと快適な配置になりましたが、ここでの生活もあとわずか、順調に1カ月後には戻ってきたいですね。

今日の夕日は雲がきれいです、明朝『金環日食』ですが朝日が見れないこの部屋では見えません。




2012年5月19日土曜日

恥ずかしながら、少し全身放射線照射の後遺症があったようです。


5月19日(土曜日) 晴れ Day-5

移植まで早くも5日に迫って来ました、体調は相変わらず快調です。
汚い話で恐縮ですが、先日の放射線照射後、便通が頻繁になり普通便ながらこまめにトイレに行くようになっていました。今日、看護師さんにお通じの有無を聞かれたときにその事を話すと、放射線の影響でなることがあるそうです、下痢でもないのに便意が無いときに勝手にのぞいてしまうこともあり困ったものです。
そして、輸液のブドウ糖についても他の看護師さんと話しをすると、「腫瘍細胞は糖分が好きで大量消費するので、これも治療に生かされているはずで、普通の食塩水では治療効果が無いために『ソルデム3輸液』を先生は使用しているはずです」と云っていました。
何となく納得しましたが実際はどうなんでしょう?

今日の夕日は日没まで良くみえました


今日は朝から綺麗に晴れて、昨日の雨が空気中の汚れを落としたあとで、空が澄んで見える一日でした。


2012年5月18日金曜日

5月18日(金曜日) 雨 Day-6


今日の治療は昨日と同じです、しかし、夕方の体重が前日比+0.2kg(+1.0kg以上で利尿剤)だったもので利尿剤の投与はありませんでした。
0.2kg増加でしたが、昨日、内心気になっていた足の浮腫みが今日は無いようです、昨日突然Fiifitを始めたため足にその反応が現れたのか?と思いましたが、1日で解消され良かったです。
しかし、相変わらず血糖値が高く、今日も昼食前と夕食前にインスリン注射がありました、どうもソルデム(輸液)に500mlあたり13.5gのブドウ糖が含まれています、これが1日2000mlですから単純にこれだけで54gのブドウ糖をいれていることになり、血糖値が上がるのも無理ないことでした。
この他は今のところ、特別な薬の副作用も無く、食事も美味しく頂いています。個室も快適に過ごすことが出来、体調も至って快調にです。
しかし、移植前には白血球を限りなく『ゼロ』にするはずで、あと数日するとどんな事になっているんでしょうか?

朝から雨が続き、一時酷く降っていましたが、夕方雲が切れ夕焼けが見れました。
ガラス越しの逆光で、残念ながらきれいに写せませんでした。
セミクリーンルームは外気と遮断するため、窓は当然締め切りで、サッシとその枠をシーリングで密閉してあいます、今までのように窓に少しの隙間を開けて、カメラを突き出し撮影と云うことは出来ません。

2012年5月17日木曜日

5月17日(木曜日) 曇りのち晴れ Day-7


今日から本格的な抗癌剤の点滴が始まりました。
今のところ吐気等はありませんが、とにかく昨日から毎日2000ml以上の水分が点滴として入っています、殆ど生理食塩水ですが少しカロリーがあり、このため昼夕夜と今までに無く血糖値が上がってしまいます、そして、その他にお茶等を飲んでいるため水分の排出が間に合わず体重も増加しています。
AM10:00とPM7:00に体重計測し、前日より1kg重いと利尿剤のお世話になってしまうようで、さっそく睡眠前に投与されました。

それと、運動不足解消で持ち込んだWiifitを今日から使ってみました、朝は好かったんですが、昼食後やっていると看護師さんが現れ、脈拍が急に高くなったので心配して確認に来てくれたようです。
実は昼食前に抗癌剤点滴が終わった所で、心電図をモニターする機器が私には取り付けられ、ナースステーションの一番目立つところにモニターが据えられていました。
しばらくお世話になる心電図・呼吸・SpO2センサー

機械は正直に突然ジョギングを始めた私の脈拍を映していたようで、後から主治医より抗癌剤を入れた後は運動を控えるようにとの指示があり、ジョギングは朝晩だけやっても良いそうです。

2012年5月16日水曜日

放射線全身照射をしました。

5月16日(水曜日) 晴れ Day-8

今日は、昨日からの24時間点滴が続き、午前中にセミクリーンルームに引越と夕方放射線全身照射(3Gray)があり、忙しい1日でした。
ドナーさん(妹)は順調に造血幹細胞の採取が終わり、義弟が迎えにきてくれ、ついでに引越の手伝いをしてくれたあと、義弟とは久振りの再開に少し話しをしてから無事退院して行きました。
放射線もミニ移植のため1回だけの照射で、このときに好きな音楽を流してくれるとのことで、こちらで用意した『森山威男』さんの音楽を聴きながらの約1時間で、体が動くとマズイため大人しめの楽曲ですが森山さんのパワーをもらい、大したダメージを自覚する事無く完了し、体調は良好です。
いよいよ明日から効腫瘍剤の大量投与が始まります。

個室に移って、今までは音を出すことが厳禁でしたが、これがOKになったためスピーカーから音楽を聴けることと、消灯時間に関係なく照明を点けておけることが嬉しいです。

2012年5月15日火曜日

今日から移植前準備の点滴が始まりました。


5月15日(火曜日)曇り Day-9

いよいよ移植まで残すところ今日を入れて10日です、今日は朝から血液凝固予防剤と解毒剤を点滴しました、私の見込みより1日早いスタートでしたが本番が始まりました。



午後は皮膚科で少し残った浸潤部分と、褐色になった病変の痕跡を生検のため切除しましたが、久しぶりの生検ですがこれで最後になればと願います。

今だから云える事ですが、4月15日早朝4時30分から5時頃まで病院外へ散歩にいってしまいました。
意志の弱いことです、歩いているときに思ったことは、白血球がこんな状態で早朝で人通りがまったくないとはいえ、空気中に細菌、ウィルスがいるはずで、これで感染症をおこした時は当然自己責任ですが、病院に迷惑かけるな~。
でも、先回の血液検査(白血球500)のときも早朝散歩やってるし大丈夫じゃないか。これでだめなら「移植なんて出来やしないや」。?

しかし、帰ってどっきり、うがいをすると明らかに先ほどまでの口腔内とちがい、全体に荒れています。
早速、カテキンパワーに期待して濃い緑茶でうがいです、2月に看護学生さんが実習でわたしを担当しましたが、このときの教官がインフルエンザを心配し、「人混みに行くときには15分おきに緑茶でうがいして飲めばウィルスは胃液にやられて少しは安心ですよ」と云われていた事を思い出したんです。うがいをすると口腔内の荒れは治まったように思います。(冷汗)
しかし、この翌々日の4月17日から口内炎が悪化して酷いことになりました、当然の報いのようにも思いますが、これを教訓にこれからの治療では口内炎に注意して早めの予防を心がけるつもりです。

2012年5月14日月曜日

今日は移植に備え中心静脈カテーテルを挿入しました


5月14日(月曜日)晴れ Day-10

ドナーからの造血幹細胞採取が今日から始まり明日完了のようです、一回目で200cc無事採取されたようです。
今日の白血球が30,000有り、夜半に腰が痛かったそうですが、何はともあれ着々と準備が進行し有難いことです。

私も、明後日から入室予定のセミクリーンルームで、抗癌剤や免疫抑制剤、その他各種薬剤を大量に投与するために初めて、中心静脈カテーテルを挿入しました。
急性白血病等で入院される方は入院時この部屋に入り、あれよアレヨと云う間にカテーテルを入れられてしまうようですが、こちらは10ヶ月の入院生活でセミクリーンルームも初体験です。
カテーテル挿管では苦労する話を聞いていましたが、主治医が麻酔をかけたと思ったらアッという間に挿管が完了してしまいました、実質10分程度だったと思います、先回の入院当初行った骨髄穿刺もそうでしたし、普段の点滴も主治医の先生との相性がよいのか?、先生の技術が高いためだと思いますが、いつもスムーズに苦痛も少なく処置していただき、他の患者さんの話を聞くたびに自分がツイテイルと思えます。

残念な事は、今日から散歩と入浴が出来なくなりました、復活は順調にいって退院の頃となり2ヶ月半位後だそうです、運動はWiifitでなんとかなると思いますが入浴はシャワーで我慢です。

今日はよく晴れて、空気もきれいで遠く山形県境の朝日連邦の白い山並みが見えました。

左奥にうっすらと手前の山(飯豊山)の奥に白い山並みが見えるでしょうか?(クリックして大きくして見て下さい)

この景色とも暫くお別れです。セミクリーンルームは窓が反対側でショッピングセンターや近くの低い山は見えますが、同じく無菌室は通路越で景色はどんなものか解かりません。

夕方にはきれいな鱗雲が現れました五月の空ですね、



2012年5月11日金曜日

あまり意識しませんでしたが、恥かしながら痔瘻だそうです。


5月11日(金曜日) 小雨/曇り Day-13

今日、午前中に外科の検診をうけました、主に肛門の状態チェックです、指を入れて器械でも確認し痔瘻があるそうです、症状が軽いためか移植は予定通り行って下さいとの事で安心しましたが、移植後お尻が痛くなったときには急いで処置をするので直ぐ報告するようにとも云われました。
どうも痔瘻は下痢をしたときに肛門のひだの中で炎症を起こし、膿が出て穴になったもののようです、手術をしないと直ることが無く、今にして思えば数年前に肛門の近くから出血や膿が出ていたことがありました。
この穴に黴菌が入ると高熱や不都合がおきるようで、普通便が出ていれば問題無いのかも知れませんが、少し不安の種が出来たようです。
Wiifitを持ち込む許可がでたので、これで運動し便通をよくしたいと思っています。

午後から放射線科で電子線治療を受け、腫瘤は少し小さくなって来ましたが当初予定の4日に1日追加となりました、1回3gray×5日で15gray電子線照射を受けます。

今日から私のドナーさん(妹)が入院し、今日は簡単な検査で明日から注射をして造血幹細胞をふやし、予定では5月14・15日に足の付根からの採血で抹消血を採取するようです、恐らく注射は、私が大変お世話になった白血球を増やすグランシリンジだと思いますが、これもたまに副作用がでたり、採血自体の危険性もあるのか、任意で専用の保険に入りました、保険料25,000円で、死亡・後遺障害が1億円、入院日額10,000円、通院日額5,000円です、一週間足らずの期間ですが保険料が割高に思えます、それだけ危険性が高いのか?、抹消血での移植はほとんど危険性が無いという認識でしたが。

移植前の最後の一時帰宅が出来ることになり、土日一泊で家に帰ります。
この後は早くて2ヶ月半後?でしょうか、足りない準備品等を見直しして買物に行きます。

2012年5月10日木曜日

面白い本がありました、自然治癒力を高めるHSP!についての帯で何となく購入しました。

5月10日(くもり/雨) Day-14

ナツメ社から刊行された『病気は自然治癒力を高めて治す』です。
先回帰宅のとき時間つぶしで入った書店で、『高血糖を好きに食べて飲んで下げる知恵とコツ』が目につき購入したんですが、近くにあったこの本の『HSP』が耳馴染みなく何となく一緒に購入しました。
パラパラめくってみるとこれから移植を受け、順調でも当分のあいだ免疫力が低下する私に参考になる内容で、みなさんにも紹介させていただきます。






今日の散歩は雨で早朝だけ、あとは階段昇りで我慢と思いましたが、ちょうど外出予定の昼食後に雨が止み、怪しい空模様でしたが散歩に行き帰院まで雨はなく大変ラッキーでした。
午後の散歩で『HSP』を高めるには負荷をかけて体を疲労させるとあり、試しに少しジョギングをしてみました(100m+200m+300m)少しづつ距離をのばしてみましたが、やはり歩くのとは違う筋肉を使うため自分のイメージとは大分違います。
しかし、効腫瘍剤を使用していた直後は走ることなど思いもよらず、2週間後に福島へ行った初日、家電量販店のレジ前でなにげなく立っていたらよろけて尻餅をついた事をおもえば格段の進歩です、毎日10,000歩以上を目処に歩き、少しの疲労感を覚えていましたが結果は良かったんだと思います。
歩くことで、排便デトックスと糖尿病対策、移植へ向けての体力維持、気分転換を行ってきましたが、『HSP』を知らずに高めてがん細胞をアポトーシスさせていたのかな?と思いました。

長岡のシンボル『長生橋』 暗くて見えにくいですが菜の花畑が広がります
信濃川の土手に1本咲いた『菜の花』





























午後に放射線科で足の付け根の腫瘤の電子線治療があり、そのあと引越しです。何か病棟の女性患者の割合が増えたようで、今居る病室が女性用になるようです。午後から病室の移動をしました、とはいえ今週末一時帰宅になり、来週の水曜日にはセミクリーンルームで移植前準備の大量抗癌剤投与が始まります、ここには短い間の一時お世話になるだけです。

2012年5月9日水曜日

子供たちを見送りかねて燕温泉に行って来ました

5月5日(土曜日) 晴れ 子供の日


娘2人が帰るというので、途中『燕温泉』で日帰り入浴することに、行く途中、前日の小雨で空気中の埃が掃除されたようで『妙高山』がくっきりスッキリ綺麗にみえました。
妙高山:火打山                    燕温泉温泉街                燕ハイランドロッジの前
伺ったのは『燕ハイランドロッジ』です、温泉街から少し離れた一軒宿で宿泊の評判もなかなかのお宿に入浴料500円也を支払い、掃除が終え新たに満たされた温泉の一番風呂を独占させていただきました。
福島の温泉も大変よかったですが、新潟県ではここか蓮華温泉の泉質が一番好いように思います。
内湯は張ったばかりで無色透明でした  少し湯花の見える露天風呂の掛け湯 豪雪地域のため屋根の下でブナの森がよく見えます    (源泉から遠いため無加温で冷たい温泉に内湯と交互に入浴するとのことでした)


昼食に『妙高山麓直売センター とまと』に寄るとGW真っ盛りもあり食事処は座席の確保が難しい状況です。
郷土料理が豊富で変わったメニューがあります

私は竹の子汁セットとそば団子汁を頂きました             そば団子はふわふわで出汁も薄味の優しい味付けです       (竹の子は当地でよく食す根曲り竹という山に自生する細いもので、本来は今が旬ですが今年は遅れているので去年の水煮ですね)
十割そば                    (冷)かき揚げそば                  手打ちラーメン
すべて美味しくいただきました。




5月9日(水曜日) 晴れ Day-15


今日も朝から検査の忙しい日でした、早朝散歩に出かける前に検便を取り、耳鼻咽喉科で耳・鼻・喉を検査し、お昼前に入浴、昼食後散歩から帰ると放射線科の電子線治療と16日に予定されている移植前処理の全身放射線用のベッドに体を固定するために色々な仕掛けがありそのリハーサル、締めは精神科のカウンセリングでした。

2012年5月6日日曜日

地元高田を観光客気分で町歩きしました

5月4日(金曜日) 小雨

帰省で娘たちや妹と甥っ子が帰ってきたので、始めて高田の町屋を訪ねて雁木を歩きました。
生憎の天候でしたが雁木のおかげで殆ど濡れずに歩くことができました。

雁木の路面は家々で段差があります       『高田小町』 一般公開         『料亭やすね』 伝統ある割烹料亭
まずは腹ごしらえ、娘の希望で今日のランチはイタリアンです、お邪魔したのは駅前通りのホテルの2階の隠れ家レストラン『クアット』さん。
今回は6人でSpecialeを2人、Frescoを4人オーダーしました。

大勢なので全部頂きたかったですが『キノコとしき肉のトマトソース.ローズマリー風味』は次回のお楽しみです。
前菜盛り合わせ               サラダ                       エビと春キャベツのクリームソース 
ホタテとローストした竹の子のペペロンチーノ  アサリとアスパラのレモン風味のクリームソース  タコとオリーブのリゾット
豚ロースのソテー、さわやかトマトソース   自家製ツナとブロッコリーのフレッシュトマト  ドルチェ盛り合わせ 
Frescoのドルチェ

高田は江戸時代『高田藩』の城下町で、徳川家康の六男『松平忠輝』が当初治めました、その奥方が伊達政宗の娘『五郎八姫』で、築城は伊達政宗が普請奉行となり当時脅威だった加賀藩を牽制するために突貫工事で行われ、天守閣や石垣の無い、三重隅櫓が天守閣替りの2重の堀を巡らせた平城です。(どうも私の祖先はその地に居住していたため、この城の築城で今の土地に強制移転させられたという御先祖様からの伝承があります、又、私の母も実家の祖先が同様に移住させられたようです、不思議な縁を感じてしまいます。)
堀が2重ということで敷地面積は広大なものだったようですが、忠輝が改易されると譜代大名等が不祥事で改易され高田に移封となったり、幕府直轄と云うことが多くあり永く続く殿様が無く残念なことでした。
高田といえば昔の教科書には電線をまたいで歩く大雪や、日本一長い雁木が社会科で取り上げられていました、今でも地球温暖化といいながら寒波の具合で豪雪になりますし、長い雁木も健在です、古い雁木を歩くと昭和にタイムスリップしたような感覚になり、古い建物のなかには江戸時代の物もあり、雁木の形が違うため外観で判別できます。そして、この雁木は歩道替わりに誰でも通行しますが、所有者はその家のもので、税金を納めて建物を作り、他人の便宜を図っていることになります。

高田のさんぽMAP

『いまい染物屋』旧宅 一般公開していますがガイドは不定休です



『いまい染物屋』旧宅 建物は江戸時代末期の物です


古い染物道具






土で出来た『へっつい』(かまど)

日本で現存最古?の映画館『高田世界館』        高田駅前                       本町アーケード

『小川呉服店』 伝統ある町屋の内部をみせて頂けます
小物やアクセサリーなど観光地とは一味違うお土産も沢山ありました

『金津桶店』一般公開 こちらもガイドさんは不定休
『金津桶店』 江戸時代末期の建物                     石で出来た流し
『平八蒲鉾店』              普通サイズの蒲鉾              ひとくちサイズの蒲鉾

『菓子処もちや』 名物みたらしだんごをその場で焼いてくれます、おこげがぱりっとして焼き立ては違います。

地元を観光客気分で2時間ほど歩いてみました、観光地ではありませんが本物の生活がある好い街に思えて来ました、雁木通りを外れれば寺町・裏寺町等まだまだ紹介したいところがあります。


一昨日病院に帰りさっそく検査日程などをこなす毎日です、昨日は歯科で歯のチェックと歯垢落し、放射線科で治療の準備があり、今日は耳鼻科のレントゲン、喉鼻の粘膜黴菌検査、検尿、放射線科で最後に残った脚の付け根の腫瘤の電子線照射がありました。


『ふくくしま』 蕎麦と温泉、さくら巡りのたび(3日目)

4月30日(月曜日) 花曇り

早朝散歩で、岳温泉神社から牧場地帯、岳ダムを歩き、温泉街にもどり鏡ヶ池公園の展望台まで上ってきました、晴れていれば温泉街の向こうに安達太良山をはじめ山並みが広がり、素晴らしいい眺望が楽しめ展望台はお勧めです。


此方でも丁度桜まつりでした               鏡ヶ池公園               温泉街を眼下に安達太良山

 『三春の滝桜』が見頃とのことで、急遽行ってみることにしました、道中大桜の案内看板やそれらしい桜が3カ所ありカメラに収めました。
『塩ノ崎の大桜』 少し散り始めの江戸彼岸桜
『常楽院桜』 枝垂れ桜
『貝山薬師桜』 枝垂桜の幹の廻りに『赤い椿』がわかるででしょうか


『三春滝桜』 桜も観光客も見事です  


福島県をあとにし、最後の昼食は少し迂回ルートになりますが、山形県の米沢市で『米沢牛』でスタミナ増強を図るうことに。

肉屋さん直営の『米沢牛亭グッド』さんに伺いました、美味しいお肉がお手軽に味わえます。
米沢牛亭逸品料理とそのヒレステーキ                           リブロースしゃぶしゃぶ
上杉謙信の地元から上杉神社に伺いました
驚いたことに上越から『上杉おもてなし武将隊』が出張してきていました、これからパフォーマンスがあるようでした。
新潟に戻ると、チューリップの花がお出迎え、球根栽培用で日本一の生産量です、田んぼの代掻きが始まり春真っ盛りでした。
チューリップ畑                  代掻きが始まった水田     最後の〆は『栃尾のジャンボ油揚げ』を使ったきつねうどん