5月4日(金曜日) 小雨
帰省で娘たちや妹と甥っ子が帰ってきたので、始めて高田の町屋を訪ねて雁木を歩きました。
生憎の天候でしたが雁木のおかげで殆ど濡れずに歩くことができました。
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雁木の路面は家々で段差があります 『高田小町』 一般公開 『料亭やすね』 伝統ある割烹料亭
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まずは腹ごしらえ、娘の希望で今日のランチはイタリアンです、お邪魔したのは駅前通りのホテルの2階の隠れ家レストラン
『クアット』さん。
今回は6人でSpecialeを2人、Frescoを4人オーダーしました。
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大勢なので全部頂きたかったですが『キノコとしき肉のトマトソース.ローズマリー風味』は次回のお楽しみです。 |
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前菜盛り合わせ サラダ エビと春キャベツのクリームソース |
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ホタテとローストした竹の子のペペロンチーノ アサリとアスパラのレモン風味のクリームソース タコとオリーブのリゾット |
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豚ロースのソテー、さわやかトマトソース 自家製ツナとブロッコリーのフレッシュトマト ドルチェ盛り合わせ |
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Frescoのドルチェ |
高田は江戸時代
『高田藩』の城下町で、徳川家康の六男『松平忠輝』が当初治めました、その奥方が伊達政宗の娘『五郎八姫』で、築城は伊達政宗が普請奉行となり当時脅威だった加賀藩を牽制するために突貫工事で行われ、天守閣や石垣の無い、三重隅櫓が天守閣替りの2重の堀を巡らせた平城です。(どうも私の祖先はその地に居住していたため、この城の築城で今の土地に強制移転させられたという御先祖様からの伝承があります、又、私の母も実家の祖先が同様に移住させられたようです、不思議な縁を感じてしまいます。)
堀が2重ということで敷地面積は広大なものだったようですが、忠輝が改易されると譜代大名等が不祥事で改易され高田に移封となったり、幕府直轄と云うことが多くあり永く続く殿様が無く残念なことでした。
高田といえば昔の教科書には電線をまたいで歩く大雪や、日本一長い雁木が社会科で取り上げられていました、今でも地球温暖化といいながら寒波の具合で豪雪になりますし、長い雁木も健在です、古い雁木を歩くと昭和にタイムスリップしたような感覚になり、古い建物のなかには江戸時代の物もあり、雁木の形が違うため外観で判別できます。そして、この雁木は歩道替わりに誰でも通行しますが、所有者はその家のもので、税金を納めて建物を作り、他人の便宜を図っていることになります。
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高田のさんぽMAP |
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『いまい染物屋』旧宅 一般公開していますがガイドは不定休です |
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『いまい染物屋』旧宅 建物は江戸時代末期の物です |
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古い染物道具 |
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土で出来た『へっつい』(かまど) |
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日本で現存最古?の映画館『高田世界館』 高田駅前 本町アーケード |
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『小川呉服店』 伝統ある町屋の内部をみせて頂けます |
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小物やアクセサリーなど観光地とは一味違うお土産も沢山ありました |
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『金津桶店』一般公開 こちらもガイドさんは不定休
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『金津桶店』 江戸時代末期の建物 石で出来た流し |
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『平八蒲鉾店』 普通サイズの蒲鉾 ひとくちサイズの蒲鉾 |
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『菓子処もちや』 名物みたらしだんごをその場で焼いてくれます、おこげがぱりっとして焼き立ては違います。 |
地元を観光客気分で2時間ほど歩いてみました、観光地ではありませんが本物の生活がある好い街に思えて来ました、雁木通りを外れれば寺町・裏寺町等まだまだ紹介したいところがあります。
一昨日病院に帰りさっそく検査日程などをこなす毎日です、昨日は歯科で歯のチェックと歯垢落し、放射線科で治療の準備があり、今日は耳鼻科のレントゲン、喉鼻の粘膜黴菌検査、検尿、放射線科で最後に残った脚の付け根の腫瘤の電子線照射がありました。